作曲家 渡邊崇のオリジナルアルバムの音楽デジタルデータの販売を行っています。
Swallow [2024 Remastered]
¥500
2009年に発売した渡邊崇の4曲入りEP[Swallow]のリマスター、ハイレゾ音源 1st アルバム「スライダー」から2曲のリミックスと、2曲の新曲です。 これは、リミックスは室内楽と電子音の融合の進化と深化、そして2曲の新曲は電子音を完全に排除した音楽という、対照的な2つの側面を有した構成のEPとなっています。 ---収録曲--- 1, Slow Dance Your Dance →これは、1stアルバム「slider」からの「slow dance」のリミックスです。曲にサンプリングされた女性ボーカルが、次のトラック「Once, Picture Diary」へと繋がります。 2, Once Picture Diary → この曲は、電子音を一切排除し、アコースティックギターとボーカルのみで構成されています。古い絵日記をめくるようなノスタルジックな感覚を呼び起こします。 3, Sad Book Your Book →これは、1stアルバム「slider」からの「sad book」のリミックスです。電子音の挿入によって、世界に微妙な歪みが生まれます。 4, End Title Moment 9 →このピアノ協奏曲は、無機的なモチーフとロマンティックなモチーフを絡み合わせ、聴く者を引き込む壮大な世界を作り出します。物語は小さく、耳元でそっとささやかれるように始まり、徐々に扉が開き、広がっていく風景を体験させてくれます。
Slider[2024 Remastered]
¥980
2007年に発売した渡邊崇のファーストアルバム[Slider]のリマスター、ハイレゾ音源 Sliderに収録されている楽曲のクラシック、現代音楽を新たな解釈で編纂した世界観に多くの人が驚嘆しました。そして、このアルバムを契機に、渡邊崇は日本の数々の映像作品に楽曲を提供していく事となります 日本のアーティスト、坂本龍一氏がこのアルバムについて「世界的にみて変わっている」というコメントを残しています ---収録曲--- 1, overture →沖縄の奄美地方の山羊の鳴き声から始まる序曲です。フルートとチェロ、電子音が絡み合い、このアルバム全体を特殊な雰囲気に方向づけます 2, omni →ミニマルミュージックの要素を持った管弦楽曲です。但し電子音やノイズが各所に散りばめられるなど、一般的な管弦楽の範疇にはおさまりません。曲は徐々にスケール感を増し、全方位に拡がっていきます 3, lump →いくつかの無機的なモチーフを複雑に組み合わせて出来た幾何学的な室内楽。録音後に電子的な加工を施し、唯一無二な世界を築き上げています 4, slow dance →電子音と二胡、ピアノの組み合わせがとても斬新な楽曲。異なる歴史、性格をもつそれぞれの楽器が互いの個性を引き立て合っています 5, sad book →流れるようなピアノに合わせて流暢に歌うフルートとチェロが印象的な室内楽。 寂しげで、懐かしく郷愁を誘います 6, general pause →即興演奏と、架空の国の言語で構成された楽曲。バラバラに見える、それぞれの音色はやがて一つのまとまりを見せ始めます 7, distance →水の音や雨の音が大変好きです。ある日、自宅から聴こえるいつもの雨の音を録音しました。この曲は、その音からイメージされたピアノソロ曲です。自分が大切に思っている誰かとの間にある心の距離について書いた曲です 8, the day comes surely whatever you do →作曲技法としてはロマン派に影響されて書いた弦楽四重奏曲です。思想としては、仏教の教えである諸行無常の考えがこの曲の根底にあります。自分がどんな行いをしようが、その日はやってくる。色々なしがらみから解放されたいと考えていた頃、苦しみから抜け出す為に書いた曲です 9, simple line1 →日本の伝統的な音階を有したメロディに、日本の伝統には存在しない複雑なコードや電子音を組み合わせ、新たな価値観の創造を試みた曲です。同じ伝統的音階を有する国の人が聴いたらどのような感想を持つのか興味があります 10, simple line2 →シンプルなピアノとバイオリンの曲を録音した後、それらを加工した音を加え改めてミックスした曲です。逆再生やコインを落とした音などをハーモニーやリズムの一部になるように入れ込んでいます 11, quotation of rain dream 雨が降っている夢を見た時に書いた曲です。一音、一音の間にたっぷり意味を込めています
soil[2024 remastered]
¥980
2009年発売の2ndアルバム「Soil」のリマスター、ハイレゾ音源。 1stアルバム「Slider」がきっかけとなって参入した映画やCM音楽からのフィードバックが垣間見える作品。面白い音とはなんだろうを考え続ける思考の軌跡。 --収録曲-- 1, opening title →ハードコア、長唄三味線、エレクトロなど、様々な音楽の断片のコラージュ 2, 泣きのBABIN(BABIN melancholic) →2008年に制作された、堀部圭亮主演映画「BABIN」のエンドクレジットの為に書き下ろされた曲。この映画はロカルノ国際映画祭をはじめ多くの映画祭で上映された。 3, bird →自分の意識の赴くままに音を並べてみた曲。隙間が多く、自由に動き回るピアノ。冒頭の電子音はペタ!っとスピーカーの奥から張り付いてくるイメージで作った。 4, cloud →それほど加工していなシンプルなsine波をサウンドの核とした作った曲。ポリリズムも取り入れてみた。ストイックで、素っ気ない感じが、侘び寂びっぽくて好き。 5, intercept1 →アルバム全体の流れの繋ぎのようなもの。一服とか、少し水をさす感じかも。このハードコアな音は、ギターもベースもアンプに繋がず、弦をシャカシャカかき鳴らしている音だけを録音して作った。 6, pebbles Ⅰ →山間を流れる清流に沈む沢山の小石をイメージして作ったピアノソロ曲。透明感。これを書いた当時は、哀しい思いもこの曲に込めたはずなんだけど、2024年の今、改めて聴いてみると、とても儚い清々しさを感じる。 7, pebbles Ⅱ →pebbles Ⅰの続きとして書いた曲。静と動。 8, intercept 2 →口琴などを組み合わせて作った曲。面白い音を探していた。 9, Once,picture diary →シンガーの蔵田みどりさんに歌って頂いた曲。彼女の声が大好きで、この頃はCM用に書いた曲も含め色々と歌ってもらっていた。 10, intercept 3 →コラージュの面白さについて考えていた。"泣きのBABIN"をコラージュして、そこから同じモチーフを持つピアノソロ曲のBABINに繋げた。 11, BABIN →映画「BABIN」の劇中曲。とても綺麗な曲なんだけど、登場人物が哀しくて泣き出すシーンにあてた。この曲は綺麗さの中に懐かしさも含んでいる。 懐かしい感情と哀しい感情の根っこは同じなので、哀しいシーンにもよく合っ他のだと思う。 12, intercept 4 →intercept 3に続き"泣きのBABIN"のコラージュ。コラージュって、とっても面白い。 13, wave1 →とある映画用に書いたが使用されなかった曲をアルバム用にアレンジしたもの。乾いた弦の音が暮らしの側にある感じがして好き。 14, intercept 5 昔、ハードコアバンドやノイズミュージックをやってた。その頃の癖というか好みがこうしてしばしば出てくる。 15, oak 「aramaki」という映画用に書いた曲。この映画はベルリン映画祭にノミネートされた。とても思い出に残る大事な曲。 16, roll bird同様、意識の赴くままに音を並べていたら出来た曲。中国語っぽい音はどこかの映画祭へ向かう途中、トランジットで立ち寄った空港で録音したものだと思う。ウッドベースはクスミヒデオさん。 17, End title,moment 9 映画「SAIGON」のエンディングを飾った曲。森監督は映画の終わりをセリフなし、ナレーションなし、映像と音楽だけで構築した。そのシーンの曲。
A collection of film music for Isamu Hirabayashi[2024 Remastered]
¥980
このアルバムは唯一無二な世界観を発信し続ける、映画監督平林勇の短編映画作品の為に書き下ろした楽曲を集めたものです。それらの作品は世界中の名だたる映画祭で上映されています。平林勇のアーティスティックな世界観に触発された楽曲の数々をお楽しみください。 ※2020年リリースされたアルバムのリマスター、ハイレゾ音源になります。 --収録曲-- 1, shikasha →2010年に制作された、尾野真千子主演映画「Shikasha」のエンドクレジットの為に書き下ろされた曲。この映画はカンヌ映画祭をはじめ多くの映画祭に上映された。 2, BABIN melancholic →2008年に制作された、堀部圭亮主演映画「BABIN」のエンドクレジットの為に書き下ろされた曲。この映画はロカルノ国際映画祭をはじめ多くの映画祭で上映された。 3, 6legs →2020年に制作された、MEGUMI主演映画「6LEGS」のエンドクレジットの為に書き下ろされた曲。この映画はShort Shorts Film Festival & Asiaはじめ多くの映画祭に上映された。 4, Absurd Conversations →2019年に制作された、堀部圭亮、筒井真理子主演映画「SHELL and JOINT」の劇中曲として書き下ろされた曲。この映画はモスクワ国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭はじめ多くの映画祭に上映された。 5, oak 2020 →2009年に制作された、堀部圭亮主演映画「aramaki」のテーマ曲として書き下ろされた曲を、2020年にリアレンジした曲。この映画はベルリン国際映画祭はじめ多くの映画祭で上映された。 6, SHELL and JOINT →2019年に制作された、堀部圭亮、筒井真理子主演映画「SHELL and JOINT」のテーマ曲として書き下ろされた曲。この映画はモスクワ国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭はじめ多くの映画祭に上映された。 7, MATOU →2011年に制作された、野本かりあ主演映画「MATOU」のテーマ曲として書き下ろされた曲。この映画は札幌国際短編映画祭はじめ多くの映画祭に上映された。 8, The insect melancholy →2019年に制作された、堀部圭亮、筒井真理子主演映画「SHELL and JOINT」の劇中曲として書き下ろされた曲。この映画はモスクワ国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭はじめ多くの映画祭に上映された。 9, Fluttering noise →2019年に制作された、堀部圭亮、筒井真理子主演映画「SHELL and JOINT」の劇中曲として書き下ろされた曲。この映画はモスクワ国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭はじめ多くの映画祭に上映された。 10, 663114 →2011年に制作された、東日本大震災をテーマにしたショートアニメ「663114」のテーマ曲として書き下ろされた曲。ベルリン国際映画はじめ多くの映画祭で上映された。毎日映画コンクールで大藤信郎賞を受賞するなど国際的に高い評価を得た。 11, cloud 2009年に制作された、堀部圭亮主演映画「aramaki」のエンドクレジットの為に書き下ろされた曲。この映画はベルリン国際映画祭はじめ多くの映画祭で上映された。